富士山を見るキャンプ

春のキャンプへ行ってきた。

先月も行ったので一カ月ぶり。
短いスパンで行き過ぎか。
いや、どうしても行きたくなる。
去年から事あるごとにキャンプに行くようになってしまった。
古田家に誕生した家族をあげての趣味。
ぼく、おくさん、むすめ。
3人から注がれるエネルギーで言えば、ぼくが圧倒的に多い。
富士山が望めるキャンプサイト。
東名高速で行き、中央道で帰ってきた。
よくよく考えたら、目的を持って山梨県へ行ったことがなかった。
今までは通過する県だった。
富士山の存在感はすごい。どこにいても追いかけて来た。
この近辺に住んでいる人は46時中これを感じ続けながら生活していることになる。
今の僕には想像の範囲外。慣れるものなのか。

「キャンプとは何かね?」と哲学めいた問いを投げ掛けられたら
「外で朝と夜を迎えることだ」と答えるかもしれない。

数時間、数十分で、空の色が変わる。

ただこれだけの事に面白味を感じる。
どうかしている。
楽しみを見つける角度が無数にあるせいか、依然として分からないことだらけ。
未整理。未完全。キャンプには「未」という感じが似合う。
次のキャンプは夏か。計画を立てなければ。