ブランドの終焉、さらばツモリチサト

気が付けば、準備に奔走していた8月が終わる。
今まで何もかもとにかくスピード重視だった。
思い付いたらすぐ世に出したい欲が強すぎたのかもしれない。
もちろん今もあるので、8月はそういう悶々は確かにあった。
しかしながら、一個ずつ自分の取り組むことを整理して一カ月過ごして来た。
9月は色々な情報を出していくことになりそうだ。
寄り道しているほどの余裕はあまりない。
時間は掛かっても決めた直線コースを行きたい。

8月25日にツモリチサト青山店のCLOSEを見に行った。
枠の中にいるのは、一緒にいった山田伊久磨。
ツモリチサト都内にある店舗はすべて閉店。海外向けには秋、冬まではやるみたいだが、それもそこまで。
ブランドの終わり。
もうずいぶん前から、ファッションはリアルクローズからファストファッションの流れになっているけれども
こういった一世を風靡したデザイナーズブランドの終焉は訴えかけて来るね。
服ってなんだろうな、なんだろうね、やっぱ面白いなと。
デザイナーズブランドとファストファッションは、エンタメとアートの攻防に似ている。
だから好きで面白くて、僕は「梟の服」で描いている。