珍妙

娘から珍妙なイチゴ飴ができたというのでもらった。
見た目は艶やかで美味そうだが、
噛んだら最後、その歯を根こそぎどこかへ持っていかれるんじゃないかと思った。
手製の飴は怖い。勉強になった。

確かに家で楽しめるものは増えたけど、
「いつでも楽しめるもの」を「今、楽しみたいのだ」という気持ちとリンクしない。
こうなってくると永遠にすれ違いだ。
この構造にカウンターパンチを食らわせたい。
選択肢の多さが決して豊かさでもない。
点で刺さってくるものと事故的に出会いたい。