山のような山

東京で一週間。
誰かに会ったり打ち合わせしたり自問自答したりでせわしなかった。暑さのせいで記憶は断片的で、何もかも遠い昔のことのようにも思える。
まいった。本当にまいったよ。
とりあえず、アマゾンプライムで見始めた海外ドラマ「ボーイズ」が面白くて仕方ないことは確かであり、甲子園が始まったので「熱闘甲子園」を見る日課が増えた現実。
カメラを向けられる高校球児は「クサイだろ」と突っ込まれても仕方ないことをバンバン言う。
けど、それがクサくならない。甲子園という圧倒的なスーパーリアリティーを生きる主人公達には至極当然のセリフになる。説得力がある。

つまるところ、そういうコトだ。説得力をいかに持つのか。

昨晩、青山で実店舗としての「匠大塚」を見つけた時はテンションが上がった。

ちゃんと勝負に出た場所で店を出してることも嬉しかった。ここにも説得力があった。

というわけで、今朝、夜行バスで奥さんと美濃に到着。娘と一週間ぶりに会う。
小生意気に拍車がかかっていた。さすが小三。いいぞいいぞ、どんどん行け。

これは、山のような山を目の当たりにした十六時。