ベランダのハンモックでi-padを浮かせたいと考えた。
大した願望じゃないけど、こういうものを一つ一つ地道にクリアしていくことにした。
ふだん劇場で使っているi-pad固定アームを物干し竿を取り付ける所に固定して解決。
あっけない解決だった。1分だ。どうして早くやらなかったんだ。
これで修業のようにi-padを宙で持ち続けなくても良くなった。
どれだけ小さくとも、進歩だと思えることを重ねたい。
今日は事務所で、連載の小説と演劇関連の台本を書いていた。
演劇のやつは、先方の担当者に「4月中には完成させます」と息巻いていた。
この状況で、やはり生産性が落ちているのか。集中力が散漫になっているのか。
思うようなペースで書き進められず、苦闘した。けど、ようやく初稿完成まで来た。
今、世界中の劇作家たちは、どういう心境でいつ上演できるか分からない新作を書くのだろうか。
僕は「これは観てもらいたいな」と心から思えたものしか書けなくなっている。
正直に言えば、かつてそうじゃないものも書いていたことがあった。
けど、なんとなくはもう書けないな。