経済活動

宣言が明けた。
僕の周りだけでも止まっていたものだったり、新しいものだったりがいくつか動き始めた。
大きな会社だったりすれば、もっと多いだろう。

「経済活動」

漢字四文字にすると味気ない。
が、働くということは「お金を頂く」と同時に「誰かの何かの役に立てる喜び」という意味もある。
給付金で満たされるのは前者で、後者の渇望は渇望のまま残る。
「働きたい」という欲求にはそういう部分がつきまとう。

写真は一年ぐらい前に行ったニューヨークの街角フルーツ屋。
ニューヨークは世界経済の中心地で物価も高い。
あの街であのフルーツ屋は場違いなほど牧歌的に、浮くほど鮮やかに見えた。しかも安い。
あの存在は、絶対的に必要に思えた。
ニューヨーカーはフルーツと同時に何かを買っている気がした。
その何かは人それぞれだけど。
働くことについて考え始めると、漠然とあれを思い出す。

昨日、久しぶりに映像制作会社ナチュラルパラドックスの宇都宮くんと話した。
WEB会議だったけど、楽しかった。
急遽決まり、やろうと動き始めた企画があって、その相談。
話せば話すほどシビれて来た。で、なんか笑えてきて仕方ない。
結局、こういうのが一番楽しいんだよな。
宇都宮くんとはこういう類の打ち合わせばかりしてきた気がする。
近々、告知できるかもしれない。