Furuta

事務所の冷蔵庫に完備している。
毎日食べるわけでもないが、あれば安心する。
僕の懐刀。Furuta製菓の傑作生チョコレート。
色んな所で言ってきた。
そろそろチョコレートの仕事が来てもいいはずだ。
フルタ丸でチョコレート演劇作りたいんだが。

3月初頭から始まった、今の生活。
娘の小学校が休校になったのがそれぐらいだった。
日中、二人でいる時間がある。
台所に立ち、乾麺をゆでながら、ソファの娘を盗み見るとメイクしていた。

メ、メイク?

驚いた。もうそんなことやっているのか。
なんかおもちゃメイクセットをもらったらしく、それでやっとる。
へぇーと思って、こっそりスマホで写真を撮る。バレて怒られる。

今日、区から5月31日まで休校が延長するという連絡がきた。
こうなったら、まだまだ知らない娘(小4)の一面を観察する日々が続く。

4月が終わりますね。


手紙

4月28日、ジョンが誕生日を迎えた。
12歳。
我が家では、毎年、ジョンの誕生日を忘れてしまうということが問題視されていた。
娘が「可哀想だよ!」と言い始め、今年こそは誕生日を祝うことを一週間前から言われていた。
娘はビーズで首輪に付ける輪っかみたいなものを作り、手の込んだラッピングもしている。
奥さんも娘に誘導されてサツマイモでケーキを作ることになった。
俺は何をするべきか。
結局、何も準備しないまま今日になり、事務所へ出かけようとしていたら娘が詰め寄ってきた。
「おとうはどうするの?!」
すげぇ怒っている。怒られている。娘が泣いて怒り出した。
「手紙書きます」
出てきた言葉はそれだった。
はじめてジョンに向かって手紙を書いた。
読めないだろうけど、読めるような気がしたからだ。
12年間、毎朝散歩へ行っている。明日も散歩だ。明後日も散歩だ。ずっと散歩だ。
まだまだよろしくな。


二月から

今日は久しぶりに外国の方とメールでやりとりした。
二月に横浜で参加したTPAMの時にFURUTAMARU.の「梟の服」を観に来てくれた方だ。
僕らのパフォーマンスを面白がってくれて、興味を持って頂いた。
二月から、ずっとやりとりしていた。
なんとかして僕らのパフォーマンスを自国で上演できないかと動いてくれていた。
スポンサーであったり、上演できる場所であったりを探してくれていたのだ。
何度もメールのやりとりをした。
ずっと海外でFURUTAMARU.を上演したいと思っていた。
呼びたいと思って頂けた気持ちに全力で報いたい。
なんとかしたい、実現させたいと。
しかし、世界的なコロナの影響で、色々なことがなかなか思うように進まなくなり、
今、海外で演劇を上演することの難しさを改めて感じていたところだった。
そんな中、久しぶりに経過を伝えてくれるメールが届いた。
メールに滲む親切さと丁寧さが本当に嬉しかった。
必ずや、いつかその国で上演して一緒に乾杯したいと思っている。


記憶冊子

事務所で本公演のパンフレットを見つけた。
家にあったものと合わせて4冊を並べてみた。

・2015年「僕は父のプロポーズの言葉を知らない」
・2016年「ビッグマウス症候群」
・2017年「ノーマークだった6人」
・2018年「寂しい時だけでいいから」

昨年、2019年「朝のドラマ」はシナリオブックを販売したのでパンフレットを作らなかった。
やっぱり作れば良かったもしれないなと少し後悔だ。

パンフをめくりながら、ここには劇団の4年間が詰まっているなと感じた。
購入された方、たまにはめくってみてください。
脳内で演劇作品は再生されるかもしれないよ。
そういうものを僕らは作っているはずだから。
何も残らない残さない美学もあれば、何かしつこく居座る美学もある。
フルタ丸は後者ですよ。そう思っているけど、どうですかね。

今夜はフルタ丸メンバーでZOOM会議。
少し前からどうしても話したい議題があり、共有を進めていた。
劇団でしかやれないことは確実にある。
それをどうやって形にするか。
思い付いた形を実現化したい。
業に近い。欲だ。抑えきれない。やりたいことが渋滞を起こしていく。
大きく動かす時が来るはずだ。


BGMよ

「作業用BGM選手権」か「作業用BGMフェス」。
いつか誰か開催してくれないか。
個人的に流行り廃りが激しい仕事中BGM。
あの、YouTubeを徘徊しているときに果たした偶然の出会い感。
ちょっと前は音楽ではなく「海のさざ波&焚火の音」ばかり聞いていた。

今はもう完全に飽きてしまった。
そう「いいな!これしかない!」と思った所からが早い、飽きるのが。
作業用BGMとは刹那だ。
人のオススメを教えてもらいたい。

最近、事務所から帰るのが19時くらいになることが多い。
写真は、夕闇の直前に遠方に見えた富士山。
なんか良いことでもあるだろうか。

というか、あれ!!!


発注崩壊

スーパーの利用を避けてネットで注文する生活になった。
奥さんがネットスーパーで発注をミスしたらしく、家に卵が50個ある。
三人家族+犬一匹が軽く消費できる数じゃない。
冷蔵庫が卵だらけだ。
発注崩壊。
これもまた世界中で起きているのかもしれない。

今日は下北沢駅から電車で打ち合わせへ向かうことになった。
道中、久しぶりに街を歩いた。
色んな店がテイクアウトを始めていて妙な活気があった。
これ、何かに似てると思った。
神宮球場の外苑前から球場へ向かう時のあの通りだ。
最近は弁当持参ばかりしていたので、今後はどこかでテイクアウトしよう。
下北沢の街よ、どうか持ち堪えてくれ。


制限

最近、ベランダにハンモックを出す時がある。
キャンプ用品がこんな形で役に立つ日が来るとは。
なんてことを思っていたら、どうやらインドアキャンプが流行っているらしい。
そりゃそうか。みんな、考えることは同じだ。
娘はハンモックに寝転がってYouTubeばかり見ている。
コロナが収束したら、真っ先にキャンプへ行くと決めてる。
夜な夜な駄弁り続けるようなやつがいいな。
行きたい人に声を掛けよう。

最近、仕事関係の人から、立て続けに似たような相談を受けた。
近況を探りながらのこういう連絡は嬉しい。
何かできるのではないかと思い、考えている。
ピンチはチャンスである、とは決して気休めでもなく理にかなっている部分がある。
この場合、ピンチは制限とも置き換えられる。
制限からだいたい生まれる。


「らぶ&MUSIC」が収録放送のスタイルになった。
これまで生放送であることにこだわってきたが、こればかりは仕方ない。
今日は二週分のまとめ録り。喋りまくって声が疲れ果てる。お楽しみに。

昨日、声優の藤原啓治さんが亡くなったことをニュースで知る。
20代の頃、ラジオ構成の仕事で藤原啓治さんとご一緒させて頂いた時期があった。当時、声優さんのことがよく分かっていなかった僕に後輩が言った。「フルタさん、結論から言います。藤原啓治さんは日本の宝です」と。ラジオの収録中も、お酒の場も、何もかもがとにかく格好良くて面白くて、大ファンになった。それ以降、好きな声優さんはだれですか?と聞かれたら、藤原啓治さんと答えるようになった。またお会いしたかった。お話が聞きたかった。


往復

彩りで攻めて来るチューリップの美しさは桜を凌ぐ時がある。
このスポットは、毎年、そんなチューリップの底力を感じる場所だ。
花には感染できない。残念だったなコロナ。行け行けどんどん行けチューリップ。
娘の名前に「花」という一文字を入れて良かった。

今は打ち合わせや収録などがない限り、家と事務所の往復。
自転車で行き、パソコンに向かって、弁当を食って、自転車で帰ってくる。
対面で人と接しないと仙人みたいな生活になる。
創作は単調な生活と相性が良い。
変化やドラマチックから遠ざかれば遠ざかるほど
目の前の物語に逃げ込むようにドライブが掛かっていくというイメージ。


勇者

数日前から娘の部屋に小型テントを広げさせてもらい、一人寝ている。
夜中に目を覚ますとテントの中にいる自分を確認する。
LEDランタンがまぶしくて寝不足だ。
すでに非日常の毎日を生きているのに、
さらに非日常に身をおいて自分を混乱させているのか。
逆の逆が表になってくれと無意識に祈っているのか。

仕事の合間にドラゴンクエスト11を始めた。
3年前に買ったまま一度もやっていないやつを見つけたからだ。
自分はゲームに向いてない。性格が全く向いてない。
しかし、思い切って旅に出てみた。
相変わらずモンスターを倒すのが面倒くさくて仕方がない。
村人との会話を楽しめない。そもそも何を言っているのか要領を得ない。
もうこれだけでも向いてないことが分かる。
こんな感じなので放棄したくなるのだが、勇者の名前をジュンにしてしまっているので責任がある。

「この世界を救えるのか?」

いま、ドラゴンクエストが突きつけて来るこの問いかけの意味はあまりにも大きい。
時間はかかるかもしれないが、なんとかするよ。